フレーズを覚えることをおすすめする理由と役に立つ英会話学習法




英会話学習において大切なのはスピード感です。単語を覚えたらすぐ使ってみたり、実際にその覚えたものを確認する意味でもアウトプットするというのは英会話学習において大事なことです。

 

基本的に会話は生き物ですから、一言話すのに何十秒もかけていては話になりません。

 

会話をスムーズにしキャッチボールをするためには、思いついたことをすぐ言葉にするのは非常に重要なことです。

 

もちろん、日本語で話すようにポンポン英語が出てくるなら誰も苦労しないわけですが、そういったレスポンス自体の訓練や慣れというのは非常に大切です。

 

 

目次

ヒアリングできないと英会話できない

CIMG1701スムーズな受け答えをするためには、まず相手の言葉を素早く理解する必要があります。自分が話す以前に、相手の話していることを理解することが大前提です。そのため、ヒアリングはとても大切です。

 

ヒアリングには語彙力もないと意味を理解できないので、そもそもの基礎体力は当然必要です。

 

初めて聞くような単語を類推して考えて意味を理解するとなると会話のテンポが遅れてしまいます。単語を聞いてすぐ理解できるようになるためには正しい発音も必要ですし、語彙力というのも大切です。

 

どの勉強においても同じですが、日頃の積み重ねというのはとても大切で、単語でも発音でも昨日勉強して今日すぐ結果がでるというよりは、コツコツとした日頃の習慣が大切です。

 

ではそもそものヒアリング力を向上させるためには何が一番効果的かというと、大量のフレーズを頭に叩き込んでおくということです。

 

 

英会話のフレーズを覚えるというのは、つまり定型文としてインプットしておくこと

CIMG1834たとえばI love you.とかI miss you.などの言葉は、ほとんどの人がすぐ理解できるでしょう。

 

それはそのフレーズが頭にしっかり入っているからです。当然単語の意味も簡単で分の構造もやさしいので、意味を理解するのに困るひとはまずいないでしょう。

 

要は、聞いてすぐ理解できる言葉をたくさん頭に入れている人はヒアリング力が高く、次に会話する内容を簡単に想像できるということです。

 

「愛してる」「寂しい」と言われて、なんて答えるか?という想像が英語で音を聞いた瞬間に頭が働くということです。フレーズやシーンを頭にどれだけ入っているか?がスムーズな会話を助けてくれます。

 

フレーズを覚えるということは、文の構造も自然と体に覚えさせるという効果もあります。動詞、副詞、形容詞はどうやって使ったらいいんだろう。という疑問よりも、フレーズ自体を思い出して構造自体を体で覚えるといったような口や頭が覚えていることを十分に実践において実感できるでしょう。

 

これから英会話を学習しようとする人は、とにかくできるだけ多くの英語のフレーズを身につけることが、英会話力の向上に直接的につながるので、フレーズ自体を覚えてしまうことを意識して勉強するといいと思います。

 

 

英語をシャドーイングで一石二鳥

CIMG1132フレーズを聞いてるだけというよりも、しっかり声に出して暗唱していきましょう。

 

「シャドーイングはおすすめ」という事は、よく聞く話かと思いますが、なんでシャドーイングが大切なのかは実はあまり理解されていないように思います。

 

もちろん、シャドーイングや実際に口に出すことでフレーズ自体を覚えやすいというのはもちろんですが、聞いたフレーズを実際に口に出すことで、発音や口の使い方も理解するようになるのも大きなメリットです。

 

「ヒアリングできないと会話にならない」というところでも紹介させていただいてますが、聞こえた単語の意味を理解できなければ、相手の言いたいことは理解できません。

 

その単語の意味をすんなり理解するためにも、「聞こえた音」つまり、発音と単語を素早くリンクさせなければなりません。

 

そのためにも、”実際に口に出す”ことが大切になります。自分で発音できた音は認識範囲にあるということです。もちろんフレーズ自体を覚えることも目的ですが、それとは他に発音や単語の認識のためにも自分の口でしっかり言ってみる。発音してみるというのがとても大切です。

 

 

後は英会話でのレスポンスの訓練

CIMG1453冒頭でもお伝えさせて頂きましたが、会話はスピードが大切です。考える時間や”間”というのも実生活の中でも確かに大切ですが、相手がちゃんと理解しているかどうか。相手に伝わっているかどうか。という前提や条件があって初めて、”間”というものは生きてきます。

 

考えてみれば当然ですが、相手が自分の意味することを理解した上での「考えている状態」なのか、それとも、伝わっていなくて「あたふたしている状態」なのか。というのは全然違うものです。

 

自分の思っていることや、考えている状態そのものを、しっかり伝えられるかどうかというのが非常に大切です。

 

もちろん、そういった不自由ない言語処理ができるようになるには、時間も努力も必要です。

 

最初から母国語以外で、なに不自由なく言語を操れるという人は皆無でしょう。だからこそ、問われたことに対してのレスポンスの訓練。フレーズ単位での返答という訓練というのは非常に大切になってきます。

 

何事も、慣れや訓練があって初めて,応用や次へのステップが見えてきます。まずは、基礎体力としてこういった地道な作業を愚直に行うことをおすすめいたします。