
英会話の勉強で独学を考える人というのは、まず忙しいとか仕事が不定期で英会話スクールに通えない、まずは基本を勉強したいという人がほとんどかと思います。
当然、独学のメリットは自分のペースで勉強できるというのがまず最大の魅力でもありますので、そういった点でも取り組みを検討してみましょう。
目次
英語の勉強と英会話の勉強
まず、英語の勉強と英会話の勉強は違うということは独学で取り組むためにも大切で線引きをしておかないといけないものになりますのでしっかりと確認しておきましょう。
英語の勉強:文法やルールについての勉強≒知識
英会話の勉強:コミュニケーションを前提とした会話≒経験値
当たり前と言えば当たり前ですが、学校教育現場というのは英語のルールや文法にフォーカスして行われていますが、会話(スピーキング)の部分は不十分なところでもあり、日本人が英語がしゃべれないと言われる理由のひとつにもなっています。
ですので、独学で英会話の勉強をする場合と英語の基礎やルールを勉強する場合では取り組み方も自然と異なってきますので注意が必要です。
独学でも会話を意識した取り組みを
上記の通り、「英語の勉強」と「英会話の勉強」というのは異なります。英会話の勉強をするというのであれば、会話を前提として耳を慣らしたり、使用頻度の高いフレーズや自分の気持ちを英語で表現するような練習をしっかりとしていく必要があるでしょう。
独学だからこそ、ここら辺のコントロールと取り組みで差が生まれてきてしまいます。自分で勉強を管理するからこそ、適当に取り組みをせずにしっかりと「勉強の後の目的や目標」を意識して取り組んでいきましょう。
自分のペースで勉強すること=甘くではない
英会話の勉強を効果的かつ自分のペースでしようと思った場合、注意が必要なのは、勉強のコントロールになります。独学であれば自由も利きますし、取り組みの方法も自分次第になります。
だからといって、自分に甘くなったり都合の良いように勉強をしていては、結果は伴っていかないのは火を見るより明らかでしょう。
自分のペースで勉強というのは、分からないところを重点的に勉強したり、足りないところを工夫して時間を掛けて取り組んだりということで、決して「気持ちの赴くままに勉強」することではありません。むしろそういう勉強方法をしてしまっている場合は、英会話スクールやオンライン英会話をやったほうが効果はあるので素直にそちらの方法を取ったほうがいいでしょう。
独学は忙しい人でも取り組みによって効果を発揮するものです。楽をして英会話の勉強することではありませんので注意しておきましょう。
英会話教材等を使って行う勉強のメリット・デメリット
独学のメリット
◆弱い部分を重点的に勉強できる
◆時間や場所も拘束されない
◆勉強を自分でコントロールできる
◆コストパフォーマンスが良い
独学の勉強の最大のメリットは、やはり自分のペースで勉強ができ好きな時好きな時間に取り組みが可能なところになるでしょう。レッスン等での勉強となると、時間は決まっていて場所も決まっているケースがほとんどですが、独学であれば電車の中でも自宅でも場所も時間も自由になります。
それだけではなく、自分の英語の弱い部分や集中的に勉強したいことなども自由なので、自分の判断で勉強をコントロールできるのも大きな魅力のひとつになります。
独学のデメリット
◆よくも悪くも自分次第
◆修正・改善課題が見えにくい
独学のメリットでもありますが、自分で勉強を管理するからこそ”自分次第”な部分はデメリットにもなりえます。甘えやサボりなんかと戦うことになりますので、くれぐれも自分の目標や目的というのを強くもって取り組んでいきましょう。その気持ちが強ければ強いほど、しっかりと勉強にも取り組めるでしょうし、コントロールもできるでしょう。
英会話の勉強におすすめの英会話教材
英会話の教材を選ぶ上で、初めに紹介させていただきましたが、「英語の勉強」なのか「英会話の勉強」なのかをしっかりと確認しましょう。英会話の勉強をするのであれば、会話の部分をしっかりと勉強できる教材を選ぶのが一番になります。
基礎を学ぶものと会話を学ぶ教材は別で考えるのがおすすめです。
英語の勉強におすすめの英語教材