
英字新聞というと敷居が高い気がするかもしれませんが、日本語解説のついたウィークリーの英字新聞もありますので、英会話の勉強方法としてもおすすめですし、世界のニュースを読むという意味でも非常に意味のあることになります。
今回は長文読解、リーディングの勉強方法としての英字新聞の利用方法とおすすめの英字新聞を紹介してみますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
英字新聞で英語の使い方を知る
英字新聞は文語表現なので、TOEIC等の試験や長文の読解の訓練や練習という意味でもとてもおすすめです。読売新聞、朝日新聞、毎日新聞が週間の英字新聞を発行しており、日本語解説もあるので知っているニュース、知らなかったニュースを英語で確認するのに非常におすすめです。
ポイント
◆長文になれるための練習
◆語彙の強化と表現の確認
◆ニュースの報道と伝えかたを比べる
英字新聞を読むメリット
英字新聞を読むことのメリットは意外と知られていませんが、英語の勉強にはじつはぴったりです。値段的にも手の届くくらいの料金になっていますので、検討しているかたはいろいろと天秤に掛けながら考えてみましょう。
①英字新聞と時事
これは、言うまでもありませんが、私たちの身近な話題やトピックスが新聞記事になります。日本のニュースや世界のニュースまで、さまざまな話題と事件を記事にしていますので、自分の気になるところを読める=飽きずに英語理解を進められる点にあります。
興味のない長文を読んで問題に答えるよりも、はるかに集中して英語を理解しようと努められます。もちろん興味のない部分も読むことも大切ですが、一番は飽きずに取り組めることです。勉強を勉強として捉えずにイチ情報として読めるので、身近な話題や時事というのはとても良い勉強になります。
ポイント
◆飽きずに英語を読める
◆勉強としてではなく情報を得る感覚
②英字新聞で語彙力アップ
時事を読むメリットという部分にも関わってきますが、いま話題のニュースがどのような英語で記事になっているか?あるいは、どういった表現でニュースとなっているか?という視点で英語を読むことができるようになります。
単純に語彙力のUPにもなりますし、表現のサンプルとしても勉強になります。日本のニュースであれば、大体内容もあらかじめわかりますし、英語ではどのように伝えられているか?という視点でも非常に勉強になります。
ポイント
◆英語の語彙力アップ
◆日本語での伝え方、英語での伝え方を比べられる
おすすめの英字新聞
The Japan Times ST(週刊ST)
ジャパンタイムズ |
![]() |
ジャパンタイムズ発行の英字新聞。内容はというと、内外の主要ニュースから、封切り間近の洋画のダイアローグ、ネイティブな会話表現を磨く英会話など、英語学習者の知的好奇心を刺激するバラエティー豊かな話題が満載。 |
![]() |
AsahiWeekly(朝日ウイークリー) / 朝日新聞社
朝日ウイークリー 朝日新聞社 |
![]() |
朝日新聞が発行する週刊英字新聞。日本語での注釈や解説も欄外にあるので、単語や文脈がわからなくても読めるようになっているため、リーディングの勉強いはぴったりの新聞でもあります。 |
![]() |
Mainichi Weekly(毎日ウイークリー) / 毎日新聞社
毎日ウィークリー 毎日新聞社 |
![]() |
こちらの毎日新聞が発行する「毎日ウィークリー」は毎週土曜日発行になっています。ボリュームは16ページと、他紙に比べてページ数は少なめです。さくっと読みたい人にはちょうどいいボリューム |
![]() |
日本語の解説がある英字新聞を利用する
上記のジャパンタイムズ、朝日ウィークリー、毎日ウィークリーともに日本語解説付きの英字新聞となっていますので、長文読解、リーディングの練習・読解にピッタリです。長文に慣れていない人でも、解説を読んでざっくりと内容を把握して英語を読む等も可能なので、初心者でも安心。
ニュースに出てくる英語は、ビジネスシーンでも出てくるような語彙も多いので、語彙力の強化と表現方法の確認としてもとてもおすすめになります。TOEICでもビジネスで頻発するような単語が出てきたりするので、試験になれるという意味でも非常に意味のある勉強になります。
◆ジャパンタイムズ、朝日ウィークリー、毎日ウィークリー共に日本語解説あり
◆ビジネスシーンで利用する語彙にも対応できるようになる
◆世界のニュース、芸能、カルチャーと幅広くトピックを用意
英字新聞は販売店が限られる
日本の主要新聞であればコンビニでもキオスクでも簡単に変えますが、英字新聞となると取り扱っているところも少なく、購入するのも探すのも大変なのが実情です。
ジャパンタイムズ、朝日ウィークリーにおいてはデジタル版もあるので、紙面である必要はありませんが一緒にメモを取りたい。切り抜きしたいという場合はネットで単体購入するか、定期購読するかというのがおすすめの方法になります。
それぞれの定期購読とデジタル版
ジャパンタイムズ |
ジャパンタイムズ発行の英字新聞。内容はというと、内外の主要ニュースから、封切り間近の洋画のダイアローグ、ネイティブな会話表現を磨く英会話など、英語学習者の知的好奇心を刺激するバラエティー豊かな話題が満載。 |
![]() |
朝日ウイークリー 朝日新聞社 |
朝日新聞が発行する週刊英字新聞。日本語での注釈や解説も欄外にあるので、単語や文脈がわからなくても読めるようになっているため、リーディングの勉強いはぴったりの新聞でもあります。 |
![]() |
毎日ウィークリー 毎日新聞社 |
こちらの毎日新聞が発行する「毎日ウィークリー」は毎週土曜日発行になっています。ボリュームは16ページと、他紙に比べてページ数は少なめです。さくっと読みたい人にはちょうどいいボリューム |
![]() |
そのほかの英字新聞、雑誌について
TIME(タイム)
![]() |
TIME(タイム) |
![]() |
1923年創刊、発行部数400万部。世界200カ国、2200万人が読む世界最大の英文週刊ニュース誌「TIME(タイム)」。政治、経済、環境、文化、エンターテイメント、最新医療事情等、様々な分野をグローバルな観点から鋭く切り込む世界のオピニオンリーダー。
TIME FOR KIDS
![]() |
TIME FOR KIDS |
![]() |
TIME For Kids はアメリカで発行されているクラスルーム学習用の教材です。現在アメリカの約30%の学校で使用されており、400万人の生徒に配布されております。
ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル)
![]() |
ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル)CD付き |
![]() |
有名人のインタビューや、すぐに役立つ特集記事など、バラエティー豊かな英語を楽しみながら実力アップ!
生の英語のインタビューや、すぐに役立つ特集記事などで、楽しく英語力アップできる学習情報誌です。付属CDには、映画・音楽業界や経済界の第一線で活躍する人々のインタビューやスピーチ、英米の旬なニュースなど、さまざまなタイプの英語が収録されており、オールラウンドな英語力を身につけることができます。
Newsweek ニューズウィーク英語版
![]() |
Newsweek ニューズウィーク英語版 |
![]() |
全世界で400万部、2,500万人に読まれているニューズウィークは、世界情勢、社会、文化をテーマに世界的に愛される雑誌です。
米国雑誌業界の「オスカー」とも言われる「全米雑誌賞(The National Magazine Awards)」 をニュース誌の中で最も多く受賞している歴史ある雑誌になります。
NATIONAL GEOGRAPHIC MAGAZINE (ナショナルジオグラフィック英語版)
![]() |
NATIONAL GEOGRAPHIC MAGAZINE (ナショナルジオグラフィック英語版) |
![]() |
1888年創刊の老舗科学雑誌。創刊以来一貫して自然、歴史、宇宙、科学をテーマに、地球上にある様々な場所の美しさを伝えているファンも多い人気の雑誌。日本語版も出ていますが、英語の勉強に定期購読するのもありでしょう。
英国The Economist(エコノミスト)
![]() |
英国The Economist(エコノミスト) |
![]() |
世界中、地域を問わず最先端のニュースを鋭い分析によって報道。英国やアメリカの知識層に愛読される政治経済誌。