英会話を勉強する上でもっとも気をつけたいのがモチベーション管理です。オンライン英会話のメリットデメリットでも紹介させて頂きましたが、授業を受ける時間、場所が自由な分、自分で勉強の計画や管理をしていかなければなりません。
仕事が遅くても、自宅に帰ってきてひと段落すれば、授業は受けられますし、自宅でなくともインターネット環境があれば受けられます。
こういった環境の中で、日々の目標や計画をしっかりと出来るか出来ないか?自分に甘えてしまうか、許さないか。と言うのがひとつ大切になってきます。
目次
人間の弱い部分と英語の勉強との戦い
なぜ勉強の進捗の管理が必要なのかというのは、とても簡単な話です。
オンライン英会話のように、時間や場所を問わずに勉強できるというメリットは、自分を甘くしてしまう要因にもなり得てしまいます。
この「時と場所を問わない」というサービス自体はとても便利で、我々が享受できる最大のメリットでもありますが、一方ではもっとも注意しなければならない点でもあります。時間、場所を問わないからこそ、自分で管理することが大切です。
人間というのは気分屋です。
・仕事で予想以上に疲れてしまった。
・明日集中してやるから今日はやめておこう
・明日は仕事が速いのでやめておこう
という、気持ちの変化や気分の変化。または環境的要因でも授業を受けたり受けなかったりしてしまうのが人間の性なのかもしれません。
もちろん、そういった集中できない場合や、本当に翌日集中してまとめて勉強するということがあれば、話は少し変わってきますが、基本的には毎日少しでも英語に触れ、少しでも勉強をするというのが理想的です。
そういう自分との戦いの中でどうやってモチベーションを維持するのか?
英語を習得してなりたい自分、達成した自分をイメージする
「なりたい自分、達成したい自分をイメージ」というと、なんだか少しスピリチュアルで胡散臭い話に聞こえてしまうかもしれませんが、人間の欲望に勝つにはそれ以上の動機やエネルギーが必要です。
身近なことでもなんでも同じだと思いますが、自分が本当にやりたいと思ったことや「したい」と思ったことというのは、つらいことがあっても意外と乗り越えられてしまうものです。
逆に、イヤイヤというか「なんでこんなことしてるんだろう」と疑問をもって取り組んでいるモノや事に対して成果を得られることは殆どないでしょう。
自分が買いたいモノでも、行きたいトコでもなんでもいいですが、仮に欲しいものがあり、それが高価なモノの場合、多くの方は”頑張ってお金を貯めよう”、”日々の支出を我慢しよう”と普通は行動に変化がでます。
この行動の変化というのは、「自分の欲しい」という気持ちひとつです。行動の源は結局ソコです。
こういった目標や目的を明確にしておくことで、目的に対する行動規範というものが自然とできるので、あらかじめ「自分はなんで英会話がしたいのか」「英会話を勉強してどうするのか」という目標やイメージが大切です。
計画を立てて逆算して英会話学習に役立てる
こうした目標や自分が英会話の勉強をするに至る「動機」というのがハッキリしていればハッキリしているほど、勉強の費用対効果としては高くなります。
例えば「半年以内にTOEICで700点」を取るという目標を立てたとします。
TOEIC700点
↓
700点取るにはどうしたらいい?
↓
少なくともリスニングで○○点、リーディングで○○点
↓
見直してみたら自分はリスニングが取れていないとわかった
↓
リスニングの強化のための勉強をしなければならない
↓
リスニングの勉強で重点的に勉強する
といったように、勉強の計画や逆算ができるようになります。この目標が明確で期間等があればあるほど、今自分がやるべき勉強やするべき事が可視化されてきます。
そういったモチベーション、勉強への取り組み、計画という意味でもしっかりと目標や目的をあらかじめ考えておくことをおススメいたします。
英会話の動機をハッキリさせてることで退路を断つ
こういったものを予め決めておくことで、勉強に対する姿勢逃げ場をなくすというのもひとつのやり方です。
冒頭でも紹介させて頂きましたが、人間というのは気分屋です。もちろんその日によって本当に授業を受けるのが難しく、英語自体に触れられなかったということはあるでしょう。
それでも、英語を習得したい。自分の英語で世界の人とコミュニケーションを取りたいと本当に思っているならば、そういった甘えも払拭できるでしょう。
自分の気持ちをしっかりと把握し目標を掲げることで、英会話の勉強の時間を無駄にせず、自分の力とかえることが可能になるでしょう。
「○○教材で英語がぺらぺらになった」ということは有り得ません。寝て起きたらネイティブになっていたという話があれば、笑い話です。
結局のところ、自分が本当になりたいのか?なれるのか?やるのか?やらないのか?という究極の話です。
英会話を話せるようになりたければ、まず自分が英語をしゃべれるようになりたい動機を考えてみましょう。