英会話の学習については、これまでにも色々と紹介させて頂きましたが、必要なことは、とにかく英語を聞くこと、分からなくても英語を話すことが基本であり、とても大事になってきます。
このサイトでも
等でも紹介させて頂きましたが、間違うことが嫌で初めから完璧を目指すというのは大きな間違いです。言語を十分に習得するに至るまで、誰もが通る道です。間違えずに英語をしゃべれるようになった人はいません。
そうはいっても、会話について積極的に参加するというのは日本人の苦手とするところではありますが、まずは間違いを恐れずに英語をしゃべろうとすることが、英会話の上達には必要条件になるというのは頭に入れておきましょう。
よく言われることですが、大人になると恥ずかしさというものより勝り、間違うことがあると全てに躊躇してしまうのが、傾向としてありますので、意識してくといいでしょう。
目次
英語は子供の覚えが早い?違います。
子供から英会話をすると、上達が早いと言われてますが、その理由としましては間違っても恥ずかしさがないとよく言われることがあります。
もちろん、幼少における記憶する力や吸収するチカラも否定はしませんが、大人よりも理論だって学習していく習慣のない彼ら子供においては、間違いを恐れないことが学習のスピードの肝と言えるでしょう。
子供においては「間違ってはいけない」「恥ずかしい」といった概念的なものの意識が低いというのもありますが、間違いを気にしないというのがふつうでしょう。
未経験のものに対し、それが普通の感覚です。ところが、大人になるにつれ「未経験だけど間違えるのが怖い」といった意識に代わってしまいます。
これは大いに、実践的な経験と練習が大切な英会話の勉強にあって致命的です。
英会話習得における”経験”
たとえば、英語しか話してはいけないような環境にいる人と、英語を月に1回ほどしか使わない人がいるとします。
この例は非常に極端ですが、英語に関わる時間がどう考えても、英語しか話してはいけない環境にいる人の方が圧倒的に長い時間関わることになり、それだけ英語についての経験が蓄積されるのは当然だと思います。
ホームステイや留学に行った方と、日本の授業で英語を学んだ人では、習得のスピードはまず間違いなく前者でしょう。
もちろん、ホームステイや留学時の内容や、日本での授業の内容や取り組みにも依りますが、英語の学習において、経験は非常に大切です。
「こういう状況の時なんて表現したらいいんだろう」
「この単語は、こういった風につかうんだ」
「今聞いた単語はどういう意味だろう」
といったように、実際の生活の中で体験できることは、その後の生活に直結します。なぜならば、英語しか使えない環境にいる場合は、「わからない。知らない」というのは、生活に支障がでるからです。
英語での間違いが恥ずかしいという不毛さ
恥ずかしさがないので、喋ることに躊躇することもない。あるいは恥ずかしいという事も言ってられない状況にある人については、習得するコトが最大の目的になります。
恥ずかしいという感覚を捨てることが、まず英会話の勉強においては必要です。
なにもこれは、別に英会話だけではなく、基本的なことにでも言えることですが、間違うことで学習したり、体で覚えることが多いのも事実です。
失敗は誰しもしてしまうもの。しかし、失敗を繰り返さないように工夫するのが、勉強でも仕事でも大切なことは、みなさんがおわかりの通りです。
未経験のものに対して、初めから完璧にこなそうとするのが、そもそもの間違いです。恥ずかしいという感覚自体が間違いです。
間違えて当たり前くらいの感覚が正解です。
意識すればできる英会話に関するコト
年齢があがっていき、記憶力や吸収といったことがだんだんと上手くいかなくなってしまうことは仕方がないかもしれませんが、間違いを恐れずに英会話を勉強することは、大人でもできます。
間違いをしてはいけないという感覚は、英会話の勉強においては不必要です。というより勉強において毒にもなるものです。
しかし、初めから喋れる人はいませんし、必ず誰もが通る道です。
間違いをせずに英語をしゃべれるようになった人は今までにいません。ネイティブでも子供のころに英語を得ていくときに様々な間違いをしてるでしょう。
この恥ずかしい、間違いが怖いという感覚は、意識すればどうにでもなることです。すべては心も持ちようです。恥ずかしさや恐れをなくし、子供に戻ったつもりでがむしゃらにしゃべることに頑張ってみましょう。
日本語を覚えた時の記憶なんてないと思いますが、やはり英語も普段何気なく言葉が出るようになるまで、英語を喋れろうとすれば、自然に言葉が出るようになるでしょう。
恥ずかしさと間違いへの抵抗をなくし、英語の経験を意識して積んでいくようにするといいと思います。